Structuring

安定出荷のための
仕組みづくり

日々変化する様々な需要に対応し、安心で安全な食生活のための野菜を安定的にお届けすることが使命です。
一人でも多くの方に私たちの野菜を食べていただきたい。
そんな想いから野菜の生産体制を常に見直し、新しいことを取り入れながら様々な取組を行っています。
01
設備の充実・機械化の促進
設備の充実・機械化の促進

機械導入で効率化・省力化

一つの圃場で複数の定植機を同時稼働。
畝立てと施肥を同時に行うことができるトラクターやホイルローダーを使用しての積み込みを行っています。
農業機械

畑作業機械

・直進アシスト機能GPS付きトラクタ
・キャベツ自動収穫機
・ブームスプレイヤーで広範囲の薬散が可能
・播種機を使用しての種まき

出荷場・倉庫

出荷場(倉庫)
約900坪の敷地に集荷・出荷の設備を集約
大型冷蔵庫

大型冷蔵庫

適温に保たれた冷蔵庫は、野菜の鮮度を保ちながら保存を行ったり、サツマイモの熟成に利用します。
真空予冷機

真空予冷機

野菜の芯温を下げて鮮度を長く保ちます。予冷を行った野菜は長距離の配送でも新鮮さを保った状態でお客様のもとに運ばれます。

育苗ハウス

出荷する野菜の育苗や果菜類を栽培
・大型ハウス9反
・小型ハウス3反
02
スマート農業
スマート農業

圃場管理
クラウドシステムの
導入

規模拡大に伴い各地に跨る圃場での栽培状況や作業情報を畑からタブレットやスマートフォンで直接管理システムに入力し、スムーズかつ正確に管理を行います。
圃場管理システムの導入
  • 天候・気温・圃場ごとの生産記録をデータとして管理することで、年間の生産量や事業拡大の予測に活用。
  • 圃場ごとの成績比較や栽培進捗の共有を行うことにより、取引先への営業活動や生産計画の精度が向上。
  • 肥料や備品の導入の見直しにもつながり、無駄を省いて生産性アップにも繋げることができています。

農業機械メーカーの
スマート農業実証
プロジェクトに参加

実証課題名 キャベツの大規模栽培における先端技術を取り入れた
施肥から収穫までの 一体的省力化体系の実証
実施年 2020年
目標 施肥耕耘作業時間を約50%短縮
キャベツ収穫及び箱詰め作業にかかる延べ時間を約25%短縮
経営概要 180ha(キャベツ70ha、レタス70ha、リーフ25ha、かんしょ40ha)
うち実証面積 : キャベツ10ha 従業員35名(役員3名、社員32名)
導入技術 ①GPS車速連動型肥料散布機 ②キャベツ自動収穫機GPS付き
実証成果 〇 施肥耕耘作業において、施肥にかかる労働時間を72%の大幅削減。慣行において、追肥をしない場合であっても43%削減することが可能。キャベツ収穫作業については、労働時間を41%削減。
〇農業高校の学生に対し、キャベツ自動収穫機を用いた実習を2回行い、手作業と機械作業の両方を体験してもらうことにより最新技術に触れてもらい人材育成に努めた。
人材育成の効果
○ 農業高校の学生33名に対してスマート農業の授業を行い、キャベツ自動収穫機等を用いて生産現場での実習を2回 行った。
7割以上の生徒がスマート農業への興味が高まった。
○手収穫と機械収穫のどちらも体験、違いやメリットデメリットを実際に経験してもらうことができた。
今後の課題・展望 ○ 収穫機作業の効率化のために欠かせない、均一な苗作りを目指し、さらなる労働時間の削減を図る。
○ 近隣農家にも使用してもらうことでで、スマート農機の稼働率を上げ、実質的なコスト低減と普及に繋る。
GPS車速連動型肥料散布機

GPS車速連動型肥料散布機

キャベツ自動収穫機GPS付き

キャベツ自動収穫機GPS付き

03
認証取得
認証取得

グローバルGAP認証

安心・安全の証、GAP基準を
順守し情報を公開

GAPとは

GAPとは「Good Agricultural Practice」の略で、安全安心が保証される一つの基準として、世界で広がり始めています。
食と人の安全安心を守る観点から、生産現場において徐々に普及が進んでいるGAP。
農産物の品質だけでなく、農薬の使い方、土壌や水質などの環境、それに農場で働く人の安全など、生産に関わるあらゆる工程を第三者が審査したうえで一定の基準に適合していることを認めるものです。

私たちの取り組み

指宿やさいの王国は、2020年にグローバルGAP(ヨーロッパを中心に124か国に広る“国際的に安全管理の評価を得ている農産物”であるという認証)を取得しました。
グローバルGAP認証を遵守して適切な内部統制の確立や資材管理、人材育成を行うことで品質の管理の水準を向上させて業務用野菜に求められる均一な野菜の生産を実現。
国際的な厳しい基準を順守することで、輸出の際に求められる高いレベルの野菜を出荷することが可能になりました。

GAPが掲げる適切な農業管理のための4つのテーマ

  • 農作物の安全
  • 環境への配慮
  • 生産者の安全と福祉
  • 農場経営と販売管理
  • 農場生産者にとっての利点

    • 農場管理が標準化される
    • 信頼できる農場となる
    • 取引の安定化

    GAPの取組内容一例

    1.作業の文書化

    農作業の危険個所の明確化
    技術の伝承
    作業の効率化

    2.整理整頓

    在庫圧縮
    作業の効率化
    在庫圧縮
    04
    通年出荷への取組
    通年出荷への取組

    北海道との
    産地間連携による
    夏期需要への対応

    北海道中川郡幕別町忠類に15町の農地を借り受け、レタス・キャベツ・ブロッコリーの生産体制を確立。5月~10月の期間に生産を行います。
    (鹿児島の農閑期にあたる8月~10月に出荷します) 夏期の葉物野菜の需要に産地間連携で対応することで年間を通して野菜を供給することが可能になりました。
    北海道との産地間連携
    北海道広尾郡大樹町にある事務所・倉庫
    北海道のレタス畑
    北海道のレタス畑
    05
    関係者との連携

    お客様や同業者、
    地域の皆様との
    コミュニケーションを
    大切にしています

    私たちはお客様や周辺農家様とのコミュニケーションを大切にしています。
    畑の見学や研修を積極的に受け入れ、可能な限り施設や圃場などの状況を実際に見ていただき、畑の規模や生育環境・栽培方法など、野菜の生産に関わる環境を知っていただいています。
    普段から野菜の生育状況をお客様に発信し、納入する野菜の生育状況の報告を行うことで豊作/不作時の納入数量の調整に対して柔軟な対応ができるようにしています。
    そうすることでGAP認証などの野菜の品質以外の第三の価値、生産者としての姿勢でお客様との信頼関係を築き、たくさんのお客様からの評価をいただくことができていると考えています。
    小学校社会科体験
    小学校の社会科見学
    収穫体験
    収穫体験
    地域のお祭
    地域のお祭
    菜の花マラソン
    菜の花マラソン
    CONTACT

    安心で安全な野菜を
    丁寧な対応で
    供給いたします

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